夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

はる君の発達について(2019)

7月に行った発達検査の結果のフィードバックが10月にあったので、備忘録として記録しておく。

はる君の発達について

7月某日、今年度から通い始めた療育施設から発達検査を勧められて受けた。
この療育施設には今後も通う予定だ。
ここでは目安として年に一回発達検査を行っているそう。

検査の種類

はる君が今回受けた検査は新版K式発達検査という。

新版K式発達検査
この検査は、乳幼児や児童の発達の状態を、精神活動の諸側面にわたってとらえることができるように作成されています。発達の精密な観察を行い、精神発達の様々な側面について、全般的な進みや遅れ、バランスの崩れなど発達の全体像をとらえるための検査であって、発達スクリーニングを目的としたものではありません。

検査や機器について - 教育相談 情報提供システムより引用

上の引用にもあるとおり、この検査は発達の全般的な進みや遅れの全体像をみるための検査になる。
(この結果だけをもって知的障害や発達障害と診断されるわけではない)

結果

3歳3ヶ月時点の結果…

  • 運動…体の大きな動き
  • 認知・適応…物の扱い方や目と手の協応性など視覚・操作系
  • 言語・社会…ことばの前段階の力や、物の名前、ことばの理解など
運動領域 認知・適応 言語・社会 全領域
50(1歳8ヶ月) 59(1歳11ヶ月) 66(2歳2ヶ月) 61(2歳)

新版K式発達検査では月齢通りの発達を100とした指数が出る。
かっこ内の実際の発達段階を見たほうが分かりやすいと思う。

見て分かる通り、1年強くらいの遅れがあるという結果だったが、特に驚きはなかった。
たった3年しか生きてないのに、その内の1/3くらいを病院で過ごしているからね。
発達検査の結果には数字だけではなく、文章でのフィードバックがある。
数字はわかりやすいけど、今後の生活のためには具体的な内容こそが大事だろう。
以下にフィードバックの要約を書いた。

運動

つかまりながら階段を上り下りでき、自分の体重を片足で支える力が育ってきている最中。
体調に気をつけながら、起伏のある道や段差を歩いて筋力をつけていこう。
(この時点ではまだひとり歩きがうまくできなかった)

認知・適応

目でとらえる力や、試行錯誤しながら物と物との関係性を理解する力が育ってきている。
また、小さい積み木を8個まで積め、手指を操作する力も育ってきている。
模倣する課題では自分の作りたいものをつくってしまう様子も見受けられた。
(型はめなどはでき、お手本を真似する課題では意図が伝わっていない様子だった)

言語・社会

多くの名称や色名を答えられ、日常生活で見聞きするような簡単な言葉の理解・表出の力が育ってきている。
一方で、用途や気持ちを表す表現の理解はまだあいまい。
今後は本人が体験していることに大人がことばを添え、分かることばの数や種類を増やしていけると良い。
(指示されたものの具体的な名前は言えるが、「これは何をするもの?」などのような質問には答えられなかった)

全体

本人にとって楽しい課題や達成感のある課題ばかりではなかったが一所懸命取り組んでいた。
課題がクリアできたときは自分で拍手するなど、できたことを褒めてほしい気持ちを伝えていた。
「楽しかったね」「上手にできたね」など共感のことばを添えて気持ちを受け止め、達成感を積み重ねることで意欲が育まれるはずだ。

思っていること

出来ないことを数えるより、出来ていることをほめるのがいいのは分かっている。
でも、どうしても「もっとできるはず」と欲張ってしまいがち。反省しなきゃ。

この検査を受けたのは今年の7月で、今は小走りで動けるようになり、ことばのやり取りもぐんとできるようになった。
通常2歳前後に訪れるイヤイヤ期が3歳のいま来ているのも、成長のあかしだろう。
はる君はたしかに成長している。

ひょっとしたらこのまま歩けないかもしれない、なんて軽く絶望していたときもあったし(脳膿瘍の頃)、食が細くて細くて毎日試行錯誤していたときもあったんだった。
はる君は十分がんばっている(し、わたしもがんばっている)。
これからも成長をおおらかな気持ちで見守りたい(そうはいっても、それが難しいんだけどね)。