夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

小児病棟18・反医療について・現況【入院生活23】

現況

2019/01/11

反医療について

ネットには本当かウソかわからない医療情報があふれている。
わたしの母親はまあまあ「自然派」で、薬にはなるべく頼らない、食品添加物は毒、自然療法を施した後に出る湿疹やただれは“好転反応”……という感じだった。
BCGと三種混合ワクチンは打ってくれたが、風疹にはかかった。感染症は人に移せば軽くなると信じていた。
30年前の話だ。

そう、30年前だったら、はる君は5回くらい死んでたかもしれないね。
わたしは日本の医療の高度さと、それを担う医療従事者さん達を尊敬し、感謝している。


反医療に陥る方々の根底にあるのは、医療不信・医者不信だろう。
医学は高度化・複雑化し、高齢化・医師不足もあいまって、素人には理解が難しいようなことをじっくり理解する暇なんてない。

分からないことは、怖いことだ。

反医療を掲げる人達の言うことは、とてもやさしい。
シンプルで優しい言葉で導いてくれる、この人の言うことならわかる、この人の言うことは直感的に正しい気がする……。
こんな気持ちになるのではないか。

だから、医療に対して不信感を持っている方に対して、理詰めで説得しようとしても難しいだろう。
わたしの母親は、自身の健康状態の変化と、尊敬する人の言葉で考えを変えた。
(まあ、今でも元気にヘンテコな健康法を試しては飽き、試しては飽き、を繰り返している*1。身体に害がないことなら放置することにした)

現況

夕方、脳神経外科の先生が来たので色々聞く。
RI検査、CT検査、MRI検査*2などを行った結果をおおまかに教えてもらった。

  • 左肺に炎症の跡がみられる(現在ではないので、1年前のものだろう、とのこと)
  • 膿瘍の大きさは3cm
  • 大きさはさほど変化ないが、膿瘍を覆う膜は厚くなっている
    • (抗生剤に反応している、よい兆候とのこと)
  • 脳のむくみは引いてきた
  • 4cm以上あると手術適応になるが、今の大きさは判断が難しい
  • あまり小さくならなければドレナージ(穴を開けて吸い出す)、それも難しければ切除手術となる。
    • ドレナージすると膜が残るが、徐々に吸収される
    • 切除の際は脳を切り取るので麻痺が残るかもしれない
  • 週明けに各科で今後のことを協議する

緊急な処置・検査はないので、三連休はベッドの上でのんびり過ごせそうだ。
はる君がおすわりできないのは膿瘍のせいなのか、別の原因だろうか。
結局、膿瘍の原発箇所も不明だった。
やっぱり、よく分からないことは怖い。
治療は納得して受けたい。でも、お医者さんはいつも忙しそうだし、声をかけづらい……。
(まあ、それでもがんばって聞くんだけどね)

きょうのはる君

あまり変化なし。
時間がゆっくり流れている。

きょうの甚平


この時に直接手渡しされたもの。

こ、こんな可愛い柄の甚平なんてあったの〜〜!!
かかかかわいさ10倍!
甚平以外にも色々いただきまして、残さず全部わたしの血と肉になる予定です(残念ながら食べ物の持ち込み禁止なため、はる君へは別に買ってあげます)。


おふだは別日にいただいたものです。
わたしの親戚のおばちゃんに似た雰囲気で、一方的に親しみを感じるのでした。
ごちそうさまです、ありがとうございました。


☆  ☆  ☆

反医療について思ったことを書きましたが、スピリチュアル全否定ではありません。
願掛けもするし初詣にも行きます。
千羽鶴を折ってくれた方々の祈りには胸が熱くなります。
祈りはプラスに働くと信じているので、もう、じゃんじゃん祈ってください。

ずっと祈ってくれる方、届いています。
いつもありがとうございます。

*1:膝の痛みにはごま油を塗る、とか

*2:ほら、アルファベットの略語だらけでしょ