夜明け前の心臓(仮)

夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

妊婦健診・その2

2016/02/15

長男の出産の時には、旦那も妊婦健診についてきてエコーを見たりしていた。三人目ともなると上の子の世話やら何やらもあるので、特に問題がなければ私が一人で健診に行って、結果だけを簡単に報告する流れになっていた。

 

月曜は出勤予定だったが、精密検査の為に休む事を勤務先に連絡し、かかりつけの産院に向かう。土曜に私を見てくれた医師の話では「心臓の右側、右心が小さいかも知れない」という事だった。今から思うと、奥歯にものが挟まったような言い回しである。

 

「右の心臓が小さいかもしれない」と言われた事を受けて、すぐ手元のスマホGoogle検索。どうやら、かなりの方が同じ事で検索しているみたいです。昔習ったはずなのに、心臓の役割や働きの事はすっかり忘れていた。思ったよりずっと先天性心疾患は多いようだ。右心が小さいという事より、左心が小さい方がより重度なんだろうか?この時にはじめて“左心低形成症候群(HLHS)”という単語を知る。

 

土曜日は義理の母に下の子を預けていたので、迎えに行った時に再検査になることと、左の心臓が大きく、右側の心臓が小さいかもしれない事を伝えていた。義理の母も左心室が大きく、右心室が小さいとの事(この時は知らなかったが、血圧が高いと全身に血を送り出す左心室に負担がかかる結果、大きくなるそうですね)。

 

診察の順番が回ってきた。心臓に何か障害がある確率は1/100という事で、思っていたよりも高い確率ではある。でも、まさか自分の身にその1/100の確率が降りかかるとは思ってもおらず、私は根拠もなく大丈夫だろう、とたかをくくっていた。そう思い込もうとしていたのかもしれない。

 

結果、院長先生の診察でもやはり心臓に異常が見受けられると言われた。ここの病院ではこれ以上詳しくは診られないとの事で、かなり離れた場所にある病院(大学病院であり周産期医療センターである病院)への紹介状を書いてもらった。

先生いわく「では、明日の13時に予約を取りましたので……」

えっ、いきなり明日ですか?

と一瞬面食らったものの、それほど事態が深刻なのだろうとうすうすわかりはじめた。また会社を休まなくては。それから、明日はさすがに旦那も話を聞いたほうがいいだろう。赤ちゃんは元気に動いているのに、一体何が起こっているんだろう……。