夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

人生はワン・ツー・パンチ(PICU4日目)

2017/12/28(術後10日目)

 三歩進んで二歩下がる状態が続いているので、このタイトル。

今日のはる君

 病院よ、遠いよ。もそっとちこう寄れ。
f:id:CALMIN:20171229162353j:plain
 はる君のおでこのシールが変わっている。クリスマスが終わったからサンタクロースは帰ったんだね。

 ……ん?
f:id:CALMIN:20171229162145j:plainf:id:CALMIN:20171229162154j:plainf:id:CALMIN:20171229162201j:plain
 サンタさんはネームプレートのところにいましたー!

ドレーンまた入る

 あら、またドレーン(組織から染み出た水分を外に出すだめの管)が入っている。昨日はSpO2(経皮的酸素飽和度、血液中の酸素の値。基準値は100%)が70前後と低くてハラハラしたが、今日は80前半といい感じ。「ドレーン入れた、抜いた」とさらっと言うけど、1cmくらいの管だからね……痛いよね。うーん、結構ドバドバ出ている。血液も出ているみたい。
それと驚いたのが、尿が真っ赤!これ以上まだ何かあるの……。

痩せる

 はる君、手足がますます細くなった。毎日毎日一所懸命ごはん作って、食べてくれなくて捨てて、授乳して、わたしなりに色々がんばったんだけどな。痩せるのはあまりにも早い。やるせねえな。

主治医のおはなし

Dr.シマノ(仮名)

  • 昨日取ったレントゲンで、胸水が溜まっているのが確認された
  • 今朝からまた胸腔ドレーンを入れた
  • 胸水がたまったことで心臓と肺が押されてSpO2が低くなったと考えられ、実際に胸水が抜けたらSpO2が安定した
  • 肺の血栓を溶かすためヘパリン(血液をサラサラにする薬)を使っているので、出血しやすい状況になっている
    • さらに胸水が出たことで、傷口をふさぐたんぱく質などの血液凝固因子も流出した
      • このため、尿道のどこかが摩擦などでわずかに傷ついて出血したとみられる
  • 麻酔と筋弛緩薬を切ったので、今後はゆっくり覚醒していく
  • 感染はいまのところ大丈夫っぽい

 心配していた感染症になっていない(っぽい)のは良かった。グレン手術&再手術の時には抗生物質への耐性を持ったブドウ球菌に感染してしまい、かなり大変だった。傷口を洗ったり、傷口をバキュームする療法でアイアンマンみたいになったりしていた。
www.calmin.org

f:id:CALMIN:20171229163456j:plain
 帰り道、真っ青な空に色づいた木々のコントラストが美しかった。