夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

サンタはおでこにやって来る(修正ICU2日目)

2017/12/21(テイクダウン後3日目)

 病院が地味に遠い。以前は自宅~職場は片道2時間くらいだったから、片道1時間50分なんて別に大変じゃないだろうと思っていた。でも、ほとんど立ちっぱなしの1時間50分→30分面会(ほとんど立ちっぱなし)→1時間50分(そこそこ座れる)なので、移動が連続していて休む暇がないのだった。病院の近くに家族が泊まれるファミリーハウス*1はあるが、そこを使うまでもない微妙な距離。

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今日のはる君

痰吸引

 はる君のベッドに看護師さんが3人いて、どこかにPHSで連絡していた。はる君のSpO2*2は70%と、昨日よりさらに下がっている(昨日は75%くらいはあった)。少し緊張した空気に困惑した。
「痰を吸引するので、少々お待ちください」とわたし達に声をかけると、3人がかりで吸引をしてくれた。その直後、SpO2は83%くらいにまで急激にあがった。痰がつまって苦しかったんだね。
吸引する直前に「はー、こわいっ」というつぶやきが聞こえた。しかも麻酔で意識はないはずなのに、はる君の身体はじたばたと苦しげにもがいて、それを間近で見てしまい絶句……。わたしの血圧もめちゃくちゃ上がってた、たぶん。
(本来ならICUのドクターがNO*3とO2(酸素)の調整をしながら痰の吸引をするが、別の処置中で手が離せず、やむを得なかったとのこと)

てがみ

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 4歳次男が、はる君にてがみを書いてくれた。これは「はるくん がんばれ」と書いてある。

おでこにサンタ

 人工呼吸器の管はおでこに貼ったテープから伸びた糸で吊られている。そのおでこのシールにサンタクロースのかわいいシールが貼ってあった。サンタの視線の先には流れ星のシールがあるんだけど、向きのせいでスーパーマリオのファイアボールみたいに手から流れ星を発射しているようにしか見えない。

主治医の説明

血栓が肺に飛んでいる?

 レントゲンを撮ったところ、肺が白っぽくなっている。細かな血栓が肺に飛び。ガス交換の効率が落ちているのだとしたら、今使用している血栓を溶かす薬が効いてくれれば徐々に改善傾向に向かうはずだそうだ。どの道、今週いっぱいはICU滞在になりそう。

肝臓が腫れている

 見た目でもわかるくらい肝臓が腫れてきた。

退院後に在宅酸素療法は必要になるか?

 まあ、まだまだ先の話として。今の時点では酸素飽和度がどのあたりに落ち着くかまだわからなかった。酸素を切った状態で80%くらいをキープしているようなら日中は必要ないが、酸素は肺を広げる効果があるガスなので、夜寝る時には酸素吸入した方がいいと言われた。

 今日は、昨日と比べ、特に悪くなっているという感じもなく、良くなっているという感じもない……。

*1:自宅から病院が遠い場合に一時的に家族が割安で宿泊できる施設

*2:酸素飽和度、健康な人の基準値は100%

*3:一酸化窒素、肺の血管を広げるガス