夜明け前の心臓(仮)

夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

コイル塞栓術入院4日目(2017/12)【退院延期】

2017/12/01

 昨日に引き続き、発熱となんかよくわからない理由で夜中頻繁に目を覚まして辛い。昨日ネタバレした通り、退院延期となった。

退院延期、なぜ?

退院間近にして浮かれることが害なのはガチ

 朝、病棟クロークのカンナさん(仮名・とんでもなく可愛い)が退院の確認に来た。予定では今日退院だけど、主治医から退院とも入院加療継続とも言われてない。その旨伝えて待っていたら夫が迎えに来たので、荷物をまとめて車に積んだ。

 小児病棟でひとことふたこと言葉をかわしたおかあさん達に挨拶に行った。手元にハイカカオ小枝の大袋があったので、「短い間だったけど、お先に失礼します」と配って歩いた。

 会計も済ませ、あとは点滴を抜いてセンサーを外して……とナースステーションに寄ったら、主治医に相談するから待てと言う。
え?退院する気まんまんですけど??
いや、言い過ぎた。今帰るのは怖い。はる君は3回くらい緊急入院してるもんね。無理矢理帰ってまた戻ってくるよりは、落ち着くまで病院にいた方がいい。

溶血

 前のカテーテル入院ではこんなに体調が崩れなかった。だとすると、やっぱり血管に入ったコイルに対する反応が強く出ているのか。
血液検査の結果、ヘモグロビンの値は12.9g/dl(基準値14.0〜18.0に対して)と低めだった。

 主治医にもう一泊待てるか聞かれ、断る理由もなく、退院は延期に。落ち着いてくれればいいけど……。

穴開きフォンタンによる酸素飽和度*1の予想

 通常のフォンタン手術との違いは、人工血管と心房との間に穴を開けることだ。はる君の肺動脈の太さが十分ではないので、残念だけど一般的な(穴開きでない)フォンタン手術は難しい。主治医のシマノ先生(仮名)の見立てでは「10%〜15%の上昇が見込まれる」そうだ。つまり酸素飽和度は85%くらいにとどまるということ。

 酸素の値が100%にならないのは分かっていたけど、思ったよりも控えめな数値で正直がっかりする。80台後半〜90台前半くらいなイメージだった。
運動制限は厳しいんだろうか、あの重いランドセルを背負って学校に通えるだろうか、そもそも在宅酸素療法は終わるだろうか。
そんな事、手術をしてみてからじゃないとわからない。それは分かっている。でも、少しでも元気な身体になってほしい。

ブログを書く意味

 いずれはる君は大きくなる。心臓病を抱えた自分の身体を呪ったり、産んだわたしを憎むかもしれない。それはもう、しょうがないよね。
その日が来たら、わたしはこのブログを読みかえそう。夫、はる君の兄二人、義母、わたしとはる君が一所懸命がんばったほんの一部しか書かれてないんだけど、記録のかけらを眺めると、きっとその時の記憶が呼び覚まされるはずだから。

お礼

 入院してからたくさんの方々にブックマークコメントで、Twitterで、メールで、LINEで、リアル友人にもネットの友人にもはる君を心配する声、はげましとねぎらいの言葉をいただいています。
少し疲れた時、チョコをつまむように声援をつまむと元気が出ます。
退院しましたら、またあらためましてお礼を申し上げたいと思います。

 匿名の方から、ほしいものリストより贈り物もいただきました。複数回届いています。
なんとお礼を言ったらよいかわかりません。
とってもお役に立っています。

 退院まで少しかかりそうなので、焦らずはる君が落ち着くのを待ちたいと思います。
皆様、お気持ちありがとうございます。

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*1:血液に溶け込む酸素の量。通常は100%近い