夜明け前の心臓(仮)

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夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

病棟26日目【小児病棟はこどもの国】

帰宅しました!!
27日ぶりに湯船に浸かって、布団に横になったら、気持ち良すぎて起きられなかったわ……(最低限の夜間の授乳とおむつ替えはした)

2016/09/30

全抜糸!

外科医の創部確認が来る時間は、日によって結構まちまち。
この日は割と早めに来たから、あいにく授乳中だった。このタイミングを逃すと次にいつ来るかわからなかったので、授乳を切り上げて処置を優先してもらう。
昨日に引き続き抜糸してくれたのは伊集院先生(仮)。
すごくキレイにくっついているとの事。
傷口を閉じてから15日目。闘いの勲章はまだ痛々しい。
内科的には退院許可出ているので、明日の朝、外科の主治医の許可が下りたら退院です。
(この時点で退院可能な見込み)

さよなら、小児病棟

最初の頃は硬い付き添いベッド、子供の甲高い泣き声、神経に障るアラート音、細切れ睡眠、一人一日20分のシャワータイム、偏った食生活……etc.が苦痛でしかなかった。
もう帰れるっていう段階に来て、付き添い入院生活を楽しく感じるようになっちゃった。ここを離れるのがちょっと寂しい。

いや、実際辛いし大変だったけどね?
病棟を何十分も散歩してようやく寝付いたのに、部屋に帰って来たら、他の子が泣き出しちゃってつられ泣きするのはザラ。
逆にこっちも寝静まった所にはる君が起きて、大声で泣き出して、他の子を起こしちゃったりもしょっちゅう(その節はすみません)。
いいんだよ。ごめんね。お互い様だよ。


思えば、すごく人の目を気にする育児をしてきた。「これだから子持ちは……」って白い目で見られないように、わたしの子供が世間に迷惑をかけないように、って。

電車の中で泣き出したら走行中は必死であやして、駅に着いたら途中下車して泣き止むまで待つし、支援センターでオモチャの取り合いが始まりそうになると、先回りして喧嘩にならないよう仲裁する。
長男きい君がパニックを起こした時には、横抱きに抱いて涙目で逃走する(これは今でもある、というか、記事を書いてる今日10/02にもあった)。
息苦しいけど、幼い子供持ちの親として求められている正しさってこういう事かな、って思って。

でも、ここは小児病棟。お母さんと子供だけの国だから、赤ちゃんの泣き声に眉をひそめる人はいない。痛くて苦しくて泣いてる子供を、必死に抱いて頑張るお母さんの気持ちを全員が共有している。
お母さん達は自然に仲良くなって、励まし合ったり、冗談を言って笑い合ったりするようになった。学生時代に戻ったみたい。
ひとつ屋根の下で、迷惑をかけたり・かけられたりする経験が、わたし達の距離を普段より縮めたのかもね。

下界に降りたら、また“正しい育児”が始まるんだろうな。付き添い生活も、楽しかったな。
(こ、こんな感想が出てくるとは思わなかった。我ながら驚き……)

はる君は差額ベッド代の不要な4人部屋に泊まっていたけど、同室の他の子は3人とも本日全員退院となった。
良かったね、おめでとう!

こんなに広々(写真は翌朝撮ったもの)
夜中は静かだった。そしてやっぱり寂しかった。

てぶくろくんの作り方

書いてなかったのでした。

まず、ゴム手袋の手を入れる所から息を吹き込んで強引に膨らませ、お顔を書きます。このままでも遊べるけど、予期しない動きをするので疲れます。
(ちょっと硬いのと、縛るのが少々大変だけど、力ずくでどうにかしてね)

次に、ゴム手袋の中指と薬指を結びます。

同様に、人差し指と小指も結びます。

完成

自宅から持参したオモチャにお子さんが飽きたら試してみてね!安全には注意してくださいね。