夜明け前の心臓(仮)

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夜明け前の心臓(仮)

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

出産前に準備した事

お腹の中の子供の心疾患が分かって、少し落ち着いてからまず考えたのは、産前産後の通院と、出産時の為にこれからどういう態勢を取っておくのが良いだろう?という事だった。

 

長男、次男の時は産院が近く、夫婦二人でなんとか産前産後を乗り切った。わたしの実家は遠い田舎なので里帰り出産はせず、里も来なかった。

いや、次男の時は里が来た(=わたしの母が数日我が家に滞在した)。30年以上前の育児知識を披露してわたしと意見がぶつかる、腰が悪いので赤ちゃんの抱っこが怖い、口に合うかわからないので料理作りたくない、etc.…。甘えと言われようが、産後に実母が来てくれると言うので、こちらもサポートしてもらえる!と甘える気満々だったのだ。

最終的に、洗面所が寒いからリビングにベビーバスを置いた挙句に倒してリビングからキッチンまで水浸し事件が発生し、母にはお帰り願ったのだった。

お互いにちょっと不幸な数日間になってしまった。せっかく飛行機の距離を来てくれたのに、気の毒な事だ。もちろん母には悪気はない。支えになろうとしてくれた事自体は嬉しいし感謝してます。

 

閑話休題

 

陣痛タクシーの登録

産院まで車なら高速で40〜50分だが、電車だとドアtoドアで1.5時間はかかる。陣痛が起きた時に旦那がいれば車で送ってもらうが、仕事で不在の時の方が多い。

そこでまず、陣痛タクシー(マタニティタクシーとも)の登録をした。

普段は電車で行き来するが、病院に行く途中で陣痛が来たら下車してタクシーに乗り換えればいい。旦那の不在時でも最短で病院まで行ける。念を入れて、二社登録をした。

実は次男出産時にも陣痛タクシーにお世話になっている。その時の運転手さんによると、なんと病院に向かう途中に出産が始まってしまい、結局車中で出産してしまった事があったそうだ。

さすがにそれは稀なケースだろうが、この陣痛タクシーというサービスはわたしが里帰りをしなかった理由の一つです。自宅と出産予定の産院を登録しておけば、道案内不要で病院まで送ってくれる。わたしが登録した2社は、妊婦の安全の為の講習を受講した乗務員の方が担当してくれるとの事。内1社は破水時の為に防水シートが用意されていた(もう1社は、破水に備えてタオルを用意するよう注意書きあり)。

結果的には今回このサービスを使用する事は無かったが、陣痛が始まった場合に一般のタクシーに乗車拒否されてしまう可能性を考えたら、やはり登録だけでも早めにするのが安心できて良いと思う。

 

出産セットの支度

  • 着替え
  • 洗面道具
  • ペットボトル用ストロー
  • テニスボール(いきみ逃し)
  • ペットシーツ(破水した時の為)
  • 雑誌、kindleスマホ(暇つぶし)
  • 搾乳機

こんな感じだったかな……。

産院にもよるが、万が一手ぶらで出産しても良いように色々なアメニティがあるので、最低限必要なものだけで良いので助かる。はる君を出産した所は、洗面道具以外にブラジャー、ショーツ、スリッパまで付いていた。病衣はレンタルがあるのでパジャマも不要。

特筆すべき事としては、出生後すぐNICUに入る事が事前に分かっていたので搾乳機も用意した事くらいだろうか。 長男の時に買ったメデラ社のハーモニーがあったので、今回もそれを使用。 メデラは神!じゃぶじゃぶ出る!!母乳で行きたいなら搾乳機は必須だと思われます。他社からも搾乳機が出ていますので、お好みで。なかなかお試しが出来ないのが残念ですが。

 

家族に今後の予定を知らせる

子供達に、かあちゃんは出産の為に一週間位家を留守にする事、その間はとうちゃんとご飯を作ったり、お風呂に入ったり、夜一緒に寝たりする事を伝えた。

旦那に、ご飯は出前とかレトルトでいいし、子供達が着る服がなくならないように洗濯だけお願いした。

近距離別居のお姑さんには、保育園の送迎その他、旦那に何かあれば子供達を見てもらえるよう依頼。

子供達の担任の先生に、母が出産の為入院する事と、もしかしたら情緒不安定になるかも知れない事を連絡。

子供達は朝は勝手に食パンとかシリアルを食べるし、昼は給食があるから一週間くらい栄養バランス適当でも平気!部屋は荒れても、そもそも普段から散らかってるから!

 

こうして書き出してみると、出生前診断で異常があったとは言え、事前に出来る事は普通の出産とほとんど変わらなかったみたい。

子供達が一番心配だった(とくに3歳なりたてのるう君)が、特に普段と変わりなく過ごしたそうだ。

るう君は普段はかあちゃんとしか寝ないのに、わたしが入院中はほとんど泣く事もなかったという。がんばったね。